色が楽しい四角プレート(ガラス教室のK.S.さんの作品)

パウダーフュージング教室には
道具や材料を保管しておく個人ボックスがあります。
作品を作る時に切り落としたカケラや余ったパーツなども
個人ボックスに保管したりします。
自分で選んで気に入った色のガラスは
小さなカケラになっても綺麗で魅力的ですから
簡単に捨てることはできません。
でも、切れ端ですから形はバラバラですし、
量もまとまっていないので
使えないまま溜まっていって
個人ボックスは段々と重くなります。
教室は木造で重さに限界があるので、
昨年から個人ボックスの重さを軽くしてくださいと
お願いせざるを得なくなりました。
そこでK.S.さんは
溜まったカケラやパーツを使って
プレートを作ることにしました。
まず、個人ボックスに入っているガラス板やパーツを出して、
バランスを見ながら棚板に並べていきます。
そして、上から透明のガラス粉をかぶせて焼きます。
30センチ×40センチの色が散りばめられたガラス板ができました。
それを4等分にカットして
石膏を使って両端を立ち上げて
四角いプレートの完成です。
個人ボックスに溜まっているガラスは
その人の好みが反映されているのでしょうね、
ランダムに並べただけでも不思議と統一感を感じさせ、
散りばめられた色が楽しい
綺麗なプレートになりました。


