幸せが広がる街並みの大皿(ガラス教室のT.A.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2024/10/17 (木) 20:43 水吉郁子
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T.A.さんは、
絞り出し技法で線を描きたいと思って教室に通い始め、
最初にバラを描いた作品を作りました。(右の写真)
今回紹介するのは、その次の作品で、
盛り塗り技法で作ったパーツで
街並みのイメージを描いた作品です。

まず、パーツを作ります。
ガラス粉でペーストを作り、
プラスチックシートに家と木の絵を描きます。
それを乾燥させて、剥がして、焼きます。
可愛い家と木のパーツが沢山出来ました。

次はベースになる板です。
ガラス粉から若草色の丸いガラス板を作り、
その縁周りに水色のガラス粉を置き、
上から透明のガラス粉をかけて焼いて
ベースの板ができます。

その板の上に、先ほどのパーツを配置します。
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そして、上から透明のガラス粉をかぶせて焼き、
スランピング技法で成型して完成です。

若草色の周囲全部に家と木を並べるのではなく
対角線の位置に何もない空間作ったことで
器全体がスッキリしたデザインになりました。
心地よい空間と可愛い街並みに
ゆったりとした幸せを感じます。

小皿も作りました。
大皿と並べるとこんな感じです
並べると可愛さが増しますねぇ。
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