今回、作品を紹介するF.T.さんは
これまでカケラを使った作品をたくさん作ってきました。

カケラは作品を作るときに出た切れ端で
形や色がバラバラですから
作品としてまとめるのが難しいです。

そこで、F.T.さんは教室に来る度にカケラ箱を見て、
気に入ったカケラを集め、
それを形や色で細かく分類して
整理して保管しています。
そして、ある程度貯まったところで
作品を作ります。

今回は、細い棒状のカケラが集まったので
それを使って小皿を作るとこにしました。

棒状のカケラを棚板に配置して
上から透明の粉を被せて焼き、
スランピング技法で成型して完成です。

平行に並べるとか、放射状にするとか
何か規則性を求めがちですが、
そうすると面白味がなくなってしまうので、
あえて、パラっと散らした感じで
自然に配置しました。
その感じがいいですね。
パーツの影も美しい～！
軽快な動きも感じられます。