プラチナ箔が光る豆皿(ガラス教室のM.M.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2023/01/31 (火) 17:47 水吉郁子
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ガラスに銀箔を焼き込むと
色が変化して上品な金色になります。
それはそれで美しいのですが、
M.M.さんは、
銀色の豆皿を作りたかったので
プラチナ箔を使うことにしました。

プラチナ箔をガラスに焼き込む方法は銀箔とほぼ同じです。
棚板にガラス粉を置き、その上にプラチナ箔を置いて、
更に、その上にガラス粉をかぶせて、焼きます。

この方法でプラチナ箔を焼き込んだ
銀色のガラス板を作ったら、
それを豆皿の大きさにカットして
上に色とりどりのガラスのカケラを散らして
再度焼きます。
最後、スランピング技法で成型して完成です。

渋く光る銀色の背景に、
カラフルな色の模様が乗った
可愛い豆皿になりました。
プラチナ箔の銀色の渋さと
カラフルなカケラの華やかさが
テーブルを引き立ててくれそうです。
小さな豆皿ですが存在感がありますね。

「お正月に早速使ってみました」と、
M.M.さんが写真を送ってくれました。
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