先日紹介した「花のペーパーウェイト」のイメージを
そのまま花器にしたのがこの作品です。
キャスティングビレットを使っているところは
先日のペーパーウェイトと同じです。
でも、それを二つ重ねるのではなく、平らなガラス板と重ねてあります。
さらに、馬蹄形のガラスを挟み込んであります。
つまり、上から順に、
キャスティングビレット、丸いガラス板、馬蹄形のガラス板、丸いガラス板、
という順番で重ねて、電気炉で加熱溶着してあります。
丸い板とキャスティングビレットに描いた二層構造の絵が
奥行を感させるところはペーパーウェイトと同様です。
そして、馬蹄形のガラス板のところに空間があり、
そこに水を溜めて花器として使えます。
もちろん、花を活ければ綺麗なのですが、
葉っぱだけでも花器の花と共鳴し合って楽しめます。
また、花を生けずに、そのままオブジェとして飾っても綺麗です。
熱で自然に溶けたキャスティングビレットの丸い形が
ガラスらしくて、シンプルに綺麗!
この作品も来週からの伊勢丹の個展(2016年6月8日~14日)で展示販売します。
実は、展示会間際にアイデアが浮かんできて、
展示会の準備の傍ら、いろいろ試しながら作ったのですが、
なんとか仕上げることができました。
出来立てのホヤホヤです♪
-----[2016年6月29日、追記]-----
上から見ると、こんな感じです。
裏側はこんな感じです。
-----[2016年6月29日、追記、ここまで]-----
バリエーションもいろいろです。
コメント
とっても素敵な花器ですね。
是非、横からみた写真もUPして下さい。
コメントありがとうごさいます!
そうでした!
横の写真を載せるのをすっかり忘れてました(^_^;)
あまりにも展示会ギリギリにできたので
急いで正面の写真を撮って展示会に出展してしまいました。
展示が終わって、晴れたら横の写真を撮りますね。
そうしたらまた見てください!