極細の筆で描く3.5センチのペンギン
ペンギン小皿は
果てしなく広がる南極の大地で
力強く生きるペンギンという
壮大なイメージを表現した作品ですが、
その大きさは、直径が15センチ、
ペンギンはたったの3.5センチしかありません。
きつい老眼鏡と拡大鏡を重ねてかけて
息を詰めて描くのですが
とても気を使う作業で
特に、最後に目を描くところが大変です。
黒いガラス粉を極細の筆につけて
白目の中にちょこんと置くだけなのですが、
ちょっと位置がずれるだけで
陰気な顔や意地悪な顔になったり
まったく違う表情になります。
納得がいくまで何度も描き直すことも多いです。
その辺は、実際に作品を見ていただければ分かるので、
同じ絵柄のペンギンを3枚並べてみました。(下の写真)
目の表情一つで
大地を見据える精悍な顔に見えたり
ちょっとのんきでお間抜けな顔に見えたり
優しい顔に見えたり
違うペンギンに見えてきませんか?
その表情から、いろいろなストーリーを
思い浮かべてもらえると嬉しいです。
この作品、下記のショップで販売してます。
●クリーマ(https://www.creema.jp/c/powderfusing)
ハンドメイド・手作り・クラフト作品をネット販売するサイトです。
クリーマのサイト内で「powderfusing」または「水吉郁子」で検索してください。
●笠間「グラスギャラリーSUMITO」
ネットショップ(http://www.glass-gallery.jp/)で販売しています。
店頭でも販売中です。(電話 0296-72-2104)
「おっ! 何かいるぞ!」
「みんな どこ行ったのかな〜」
「雪 気持ちいい〜」