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ガラスの粉で面を塗る盛り塗り技法を考案してから
もう2年以上経ちますが
当初思った以上のバリエーションがあり
今もいろいろ試しています。
以前作った動物小皿は
顔を盛り塗りのパーツで作り、
そこに胴体を描き足していました。
今度は、顔と胴体の両方をそれぞれパーツで作り、
それを重ねて加熱溶着しました。
胴体も顔も同じ色のガラスですが、
パーツを重ねることで段差ができ
その影が自然な立体感を作り出します。
写真で分かりますか?
また、動物小皿は
線を描いてその中に色を塗る
ぬり絵の方式で胴体を描きましたが、
今度は、アウトラインを描かず
色の面で胴体を表現しました。
顔のパーツも同じように色の面ですし、
背景も色の面です。
作品全体を色の面で構成したので
このシリーズを「COLORS」と名付けました。
また、作りながら気がついたのですが、
胴体の上に顔を置くとき
置く場所をずらしたり傾けたりすると
表情が結構変わります。
面白いですね。
この作品、
笠間「グラスギャラリーSUMITO」のオンラインショップ企画
「ねこフェス」で販売します。
2022年11月19日12時頃から展示し、20日20時頃から販売開始します。
6名のガラス作家
(美鈴硝子、松本みどり、岩沢睦子、菊田佳代、森比呂美、水吉郁子)の
猫をモチーフにした作品が並びます。
是非ご覧ください。
https://www.glass-gallery.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/18