縁を繋ぐ四角皿(ガラス教室のM.Y.さんの作品)
M.Y.さんの息子さんの奥様には双子のお姉様がいます。
そのお姉様が結婚することになり、
お祝いに組のお皿を作ることにしました。
まず、ワインレッドとオリーブグリーンのガラス板を作り、
それをカットして棚板に置きます。
その上から透明のガラス粉を四角い形で被せて
加熱焼成します。
これで各色のストライプ模様の四角い板ができました。
その上に、盛り塗り技法で作った棒状のパーツを
十文字に交差させて置き、
再び加熱して十文字を焼き付けます。
茶色い棒がプックリと膨らんで立体的になり
その柔らかい風合いも相まって
まるで飾り結び紐をあしらったみたいです。
最後、スランピング技法でお皿の形に成型して
2枚一組の組皿の完成です。
M.Y.さんはこの組皿を3組作り、
先程のお姉様と
息子さん夫婦と
息子さんが結婚したときにお世話になった友人に
贈りました。
飾り結びによって繋がった人達の
ご縁を大切にしたいという
M.Y.さんの気持ちが
見事にデザイン化されていて素敵です♪