白い花が咲くプレート(ガラス教室のS.K.さんの作品)
![IMG_2509_m.jpg](/yuko/files/u2/3/22/c/_m/IMG_2509_m.jpg)
パウダーフュージングには細かい技法がいくつもあり、
最近、教室では盛り塗り技法が流行ってます。
盛り塗り技法はガラス粉をペースト状にして
面を塗る方法ですが、
いくつかバリエーションがあります。
S.K.さんは、
そのバリエーションを使い分けてパーツを作り、
プレートに仕上げることにしました。
まず、白い花のパーツです。
盛り塗り技法で描いて、
乾燥させた後、焼き、
絞りだし技法で花芯の線を描き加えます。
次は葉っぱです。
葉っぱは形がシンプルなので、
筆で描くよりも
薄いシートを作って切り抜いた方が早いので、
その方法で作ります。
続いて、黄色くて丸い粒です。
小さなカケラを加熱すると 自然と丸くなって丸い形ができますが、
小さなカケラをたくさん作るのが手間なので
盛り塗りで点々を描いて焼きます。
こうして作ったパーツを下絵にしたがって並べます、(下の写真)
![20220621_123350_m.jpg](/yuko/files/u2/3/22/c/_m/20220621_123350_m.jpg)
この上から透明のガラス粉をかけて焼き、
スランピングで成型してプレートの完成です。
パーツを全部同じ方法で作ることもできますが、
パーツの形によって
どの方法が合っているか考え、
作り方を変えたところが良いですねぇ。
不透明な花のパーツが
柔らかな色合いでありながら
透明のガラスの中で存在感があり
素敵な仕上がりになりました。