爪を磨く猫の長皿(ガラス教室のS.Y.さんの作品)
S.Y.さんは
友人が飼っている猫をモデルにして
長皿を作ることにしました。
まず、猫のパーツを作ります。
壁に寄りかかるようにして
爪をたててる猫の写真を見ながら
盛り塗り技法で猫のパーツを描き、
一度焼きます。
そこに目と鼻と髭を絞り出し技法で描き加えます。
次は背景になるお皿部分です。
ベージュ色のベース板を作り、
その上に猫のパーツを置きます。
そして、爪を立ててる壁の部分に
細い棒状のパーツを並べます。
棒状のパーツを並べ、
その上に猫のパーツを置いた方が簡単ですが、
厚みが出てしまうので、
猫のパーツと重ならないように
棒状のパーツをカットして並べました。(下の写真)
この後、上から透明のガラス粉をかぶせて焼き、
スランピング技法で成型して完成です。
猫の表情が最高!
パーツに分けて作ったので存在感が出て、
それが更に猫の魅力を際立たせています。