大人色のシャボン玉が魅力の大皿(ガラス教室のK.S.さんの作品)

  2024/02/04 (日) 15:21 水吉郁子
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K.S.さんは余り物のガラス粉があったので
それで作品を作ることにしました。

まず、余り物の濃い紫色と黄色のガラス粉を
スプーンの腹で棚板の上に薄く広げて、焼いて、
超薄パーツを作ります。

その超薄パーツを重ねて置き、
上から透明のガラス粉をかけて焼き、板にします。

K.S.さんは超薄パーツの丸い模様を見て
「ちょっと足りない、、、」と言い、
棒状のラインを加えました。

そして、スランピング技法で成型して完成です。

紫色と黄色の組み合わせは
補色(反対色と呼ぶこともあります)の関係にあり、
重ねて色が混じったときに、
くすんで見えることがあるのですが、
この作品の紫色は黒に近い濃い紫色なので
不思議で面白い色のバランスになりました。
大人っぽい感じで新鮮です。
後から焼き付けたラインでシャープさが出て、
光がさしているように見えます。

色違いも作ってみました。
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