「街のあかり(小)」を作り始めたのは2011年ですから、
そろそろ8年になります。
8年も経つといろいろ変わります。
技法が進化しましたし、
私自身の感覚も変わってきました。
なので、少しだけですが、
作り方を変えてみたくなりました。
まず、ガラスの粒を少し大きくして、
街に広がる空の部分の
透明感をあげてみました。
でも、単に粒を大きくするだけだと
電気炉で加熱溶解するときに重みが増してしまい、
中に入れた街並みの家が歪んでしまいます。
そこで、歪みを防ぐよう工夫しました。
こういう細かいところにも技法の進化があります。
そして、街並みの木や家の模様を
以前より細く繊細に描くようにしました。
ガラスの透明感を上げて、
模様を繊細にしたことで、
街に広がる空が明るく見えるようになりました。
作り手にしか分からないような
小さな変化かもしれませんが、
そんな変化の積み重ねが大切だと思います。
それから、お知らせなのですが、
先月(2019年2月)中ごろから、
広島県福山市「ここちComfort Garelly 器」で
街シリーズや海のオブジェなどを展示していましたが、
(こちらと、 こちらに案内があります)
その会期を3月末くらいまで延長することになりました♪
まだ、会期終了日が確定していないので
ギャラリーにお問い合わせの上、お出かけください