ハート皿(M.E.さんの作品)
「お姉さんへのプレゼント用に作りたい」といって作った作品です。
まず、ケント紙をハートの形に切り抜いて型紙を作り、
その型紙を棚板の上に置いて、
ピンクのガラスの粉を振りかけてハートを描きました。
これがお皿の中心になります。
同じ型紙を使って、縁周りにもハートを描きました。
こちらは、向きを変えたり、
一部がかすれるようにしたり、
単調にならないように工夫してあります。
そして、全体を覆うように乳白色のガラス粉を被せ、
加熱焼成して、丸いガラス板にしました。
乳白色を通して見えるピンクのハートが
柔らかい感じで奥行きを感じさせ、
かすれるように焼き付けたハートで変化が加わり、
味わいのあるベースになりました。
そこに、ちょっと大人っぽく、
チャコールグレーの点を焼き付けて、
最後、スランピング技法でお皿に成型しました。
お姉さんにプレゼントしたら、
パウダーフュージング独特の風合いを見て、
「すっご~い!」と喜んでくれたそうです。
普段はそんなことは言わないお兄さんも
「俺も欲しいなぁ」と言っているそうです。
そんなに言われると、制作意欲が刺激されますよねー。
そうやって、いろいろな人がパウダーフュージングの作品を、
作って、使って、楽しんでくれると私も嬉しいなぁ~♪