先日紹介した「動物の顔の皿　三毛猫」に続いて
トラ猫も作ってみました。

ガラス粉で作った下地のペーストが
プラスチックシートの上で
自然に広がるのに任せてできた
不定形な形の中に
トラ猫の絵を描きました。
私には、この不定形が
頭の中に浮かんだことを描く
漫画の吹き出しに見えるので、
私の想像の世界に
トラ猫がひょっこりと顔を見せている
というイメージで描いています。

不定形の下地の上に
ガラス粉の厚みを変えてレリーフ状に描くことで
厚みの差で影ができ、
その影で境目を表現しています。
顔、胴体、足は全部同じ色なので
普通は境目に線を入れるところを
線を入れずに影で境目を表現しています。
この立体的な表現が楽しい！
表面に描く絵付けとは違う面白さです。

それから、目の位置で
表情が変わるところも面白いです。
ちょっと気が強そうだったり、
ぽーっとして呑気そうだったり、
目ひとつでトラ猫の人格が変わってしまいます。
どんな目を描こうかと考えるのも楽しいですし、
どんな顔が皆さんのお気に入りになるのか
興味が湧きます。

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