ペンギンがいる

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動物, オブジェ/置物  2018/11/07 (水) 00:40 水吉郁子
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ガラスに自由に絵を描いてみたい、
という思いから生まれたのが
パウダーフュージング技法です。
それから約20年。
細かい工夫の積み重ねによって
いろいろな絵を描けるようになりました。

とは言っても、絵具で描くようにはいきません。
粒子が粗いので絵の具のようにスムーズに描けませんし、
粉の状態だとガラスの本当の色が分かりませんから
描いているときに仕上がりを確認できない
もどかしさもあります。

絵柄が繊細になると、
なんで、わざわざ、
こんな難しいことをしてるんだろう、
と思うこともあります。

でも、そんなときに
改めてガラスで絵を描く意味を
考えてみたりすると
それが作品のヒントになったりします。

そして、
ガラスを何層にも重ねると、
遠くの方が霞んだように見えて、
奥行きや広がりが出るから、
そこにペンギンを描く
というアイデアが出てきました。

写真だと分かりにくいのですが、
暑さ数センチの立体なので、
見る角度によって、
ペンギンや背後の風景の見え方が変わって、
不思議な立体感を感じます。

この作品、2018年11月24日~30日、
銀座「つかう たのしむ+ノーション」に展示します。
ちょっと地味~、ですけど、
不思議な立体感を見に来て欲しいなぁ。(笑)
私は、11月24日、25日、27日(12時~18時)
   30日(12時~16時)
会場にいまーす。
こちらに案内があります。
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