パウダーフュージング技法で使う色ガラスの粉は沢山あります！！
メーカが販売しているガラスの色を数えてみたら、なんと161色もありました！
粉ですから混ぜることもできるので、
混ぜれば色数は無限大といってもよいでしょう。
その無限大の色粉を使って
砂絵を描くように置き分けたり、混ぜたり、重ねたりして作品を作っていきます。

でも、絵の具などで絵を描くのと違うところがあります。
ガラスは粉の状態だと白っぽい感じに見えてしまい、
焼成したときの本当の色が分からないところです。
下の写真が一つの例で、
粉の状態だと白っぽいピンク色なのに、焼成すると濃い赤になります。


そのため、作品を作るときは、
仕上がりの色を色見本で確認しながら使う色を決めます。

その色見本は2種類あります。
一つは、メーカが販売しているガラス粉の色を確認するためのものです。
こちらは、無色のガラス粉を混ぜて、薄めたときの色も確認できるように、
無色の粉を混ぜる割合を何段階か変えたものを一本の棒にしてあります。


もう一つは、2色を混ぜた色見本です。
こちらは、混ぜる色の組み合わせが無限大ですから、
色見本の数も無限大です。（笑）