つぶつぶの小鉢と楕円ボウル

カテゴリー: 
その他モチーフ, 深皿/ボウル/小鉢  2013/04/17 (水) 20:27 水吉郁子

サギング技法で小鉢を作りました。

お皿やレリーフを作るときに用いるスランピング技法は
浅い型を使うのでガラス板自体はほとんど延びません。
それに対して、深さのある鉢やぐい飲みを作るときに用いるサギング技法は
穴を空けた型からガラスを落とし込みますから、
立ち上がった縁周りの部分のガラスだけがグーーーッと伸びます。
そのため、伸びて薄くなったときにちょうどよい厚さになるように
予め厚めにガラス板を作ります。
そこで、延びる部分に模様を施したらどうなるか見てみたくなって、
試したのがこの作品です。

縁の部分にある楕円模様は、元はまん丸の粒です。
それがサギングによって伸びて楕円状になったんです。
その伸びた様子がよくわかっておもしろい♪